モノレートの正しい見方・使い方。スマホでアプリのように使う方法を紹介。
アマゾンで販売する時の必須ツールのモノレートですが、正しく使えているでしょうか??
グラフの見方を間違うと仕入れした商品が長期間在庫で残ってしまったり、アマゾンランキングが悪い商品でも正しいモノレートのグラフを見れるようになると、仕入れの幅がグッと広がる可能性がこざいます。
初歩的な商品ページのグラフの見方から、今まで以上に便利に使えるグーグルクロームの拡張方法、スマホでアプリのように瞬時にモノレートを起動する方法を紹介します。
スマホでモノレートを起動して、商品を検索してみる。
まずはグーグルやヤフーなどの検索エンジンで、『モノレート』と検索してください。上の方にすぐ表示されると思います。ではモノレートを表示させてみましょう。
スマホ版モノレートのトップページです。PC版に比べてとてもすっきりした見た目です。検索窓に商品名やJANコード・規格品番など入力すると商品が表示されます。
まずは本を検索してみましょう。
『JANコード』や『ISBNコード』の数字、本のタイトル『正しいパンツのたたみ方』のどれかを入力すると表示されます。JANコードがわかる商品は、優先的にJANコードを入力しましょう。商品名で検索した場合は、調べたい商品以外の商品も検索にひっかかって大量に表示されてしまいます。
お店で商品を検索する時に値札や防犯タグでバーコードが隠されている場合は『本のタイトル』で検索しましょう。
検索すると、
一番上に、商品タイトルとカタログ作成日、続いて商品画像が表示されます。まずはランキングやグラフを確認する前に、検索した商品と画像のデザインがあっているか確認しましょう。
古いデザインと新しいデザインが、同じJanコードでも違う場合があります。本の中では岩波文庫の海外作品は特に気をつけて下さい。同一Janコードでも出版違いで訳されて方が違うことがあります。販売後にクレームにならないようにしっかりと確認しておきましょう。
次にランキングと参考価格(定価)が表示されています。検索した時点のアマゾンランキング36679位です。新書本の中では人気商品に入ります。
次に画面を下にスクロールして、どれくらいの価格でどれくらいの頻度で売れそうかグラフを見て確認していきましょう。
モノレートの正しいグラフの見方。
ここでは過去3ヶ月のデータを表示しています。データは右上のボタンで1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月・全ての期間と選択できるようになっています。
今は全ての出品者で見ていますが、新品出品者・中古出品者・コレクター出品者と絞りこんで表示を変更できます。
《新品出品者のみに絞りこむ》と、カート価格・プライム価格・アマゾン価格を確認することが可能で、新品商品を転売して儲ける『家電せどり』や『日用品せどり』をする時に大変便利です。
《中古出品者のみに絞りこむ》と、コンディション別の最安値やランキング推移を確認することが可能です。中古本を転売して儲ける『古本せどり』や『ゲームせどり』、『CD・DVDせどり』をする時にとても便利です。
コレクター出品者には特に絞りこんでからの詳細な情報はございません。コレクター出品は、本では初版本を出品する場合、CDや他の商品では初回特典や付録がついた、付加価値がある商品を販売する際に活用します。
再確認ですが、先ほどの商品グラフは『期間:3ヶ月』『全出品者』で表示しています。この箇所を変更している事に気づかず仕入れをしていると売れない商品を仕入れる場合があります。特に期間を変更した場合は、違う商品を検索した時にも一定期間は変更した期間で表示されますので注意が必要です。
次に3つの大きなグラフに注目していきます。
最安値・出品者数・ランキング
中古本は価格が安いため、最安値に大きな変動はなく見にくい表示になりがちです。グラフをタッチすると、
タッチした時点のコレクター・新品・中古の最安値価格が数値になって表示されます。
表示された価格は、商品価格を表しています。商品代金+送料の送料別の出品者が最安値の場合は、商品代金のみ表示されます。
出品者数のグラフを見る時は、中古と新品を区別して確認する必要がございます。本カテゴリーの出品者は『中古>新品』で圧倒的に中古本の出品者が多いです。家電などは『中古<新品』、CDは中古が多かったり新品が多かったりと様々です。
最後にランキングですが、他のグラフに比べると細かくギザギザに上下しています。下にさがるとランキングが上昇して商品が売れている事を表しています。
このギザギザが細かく、激しく上下を繰り返しているほど商品がとても売れている事を表しています。
ランキング43585位は3ヶ月の平均が表示されています。検索した時のトップで表示されている現時点のランキングと違い、期間を変更する事によって平均ランキングも同様に変更されます。
アマゾンランキングは重要な箇所ですので、詳しく説明致します。
注意!!本の種類によってアマゾンランキングが大きく変動。
モノレートのカテゴリー分けでは、本・書籍は本・洋書・kindle(電子書籍)の3種類で区別されています。しかし、アマゾン内の本・書籍内のカテゴリー分けは30種類程度で区別されています。
試しにメンズノンノの雑誌を比較してみましょう。
2014年9月号のファッション雑誌メンズノンノです。現時点のランキング(本)3405位。
グラフを見てみましょう。
ランキングは全く上下せず、横に水平に伸びています。期間は3ヶ月で見ているので、下がっていない場合は、一度も売れていない事を表しています。
次は期間を12ヶ月に変更して見てみましょう。
2018年3月あたりに一度だけランキンググラフが下がっています。3000位くらいから625位あたりまで一気に下がっています。
このグラフでは何冊売れたか確認が難しいため、ランキンググラフの下に『最安値一覧ボタン』がございます。2019年1月時点では、グーグルクローム拡張せず、モノレート単体で期間別・新品・中古別に売れている個数が確認できます。
閉じているので、
タッチして開いてみて下さい。
開くと『期間毎の最安値一覧』ページが表示されます。時系列で縦に長く、詳細を見るときに便利な項目です。
調査日、rank(アマゾンランキングの事)、新品出品者、中古出品者、コレクターが表示されます。
中古出品者の金額は、最安値価格を表示しています。(5)や(6)は出品者数を表しています。
先ほどグラフが一気に下がっていた箇所は、2018年3月あたりでしたので、そこまで下にスクロールしてみましょう。
2月28日と3月2日の箇所を比較してみましょう。
2月28日の箇所は、ランキング2861位で最安値¥96(6)と表示されています。
3月2日20時の箇所は、ランキング296位で最安値¥96(5)と表示されています。
出品者数か6から5に減っているため、1冊売れてランキングが上昇した事を表しています。最安値が¥96で変化しないのは、96円の出品者が複数いた。もしくは、96円以外の商品が売れたため変化なしと考えられます。
雑誌をモノレートで検索する場合は必ずランキングだけで仕入れは行わないように注意をしましょう。
モノレートはランキングよりもグラフの推移が大事。
メンズノンノ2014年9月号はランキング2000位と表示されていますが、一年間に1冊の結果に終わりました。
色々な商品を検索していると、ジャンルによってのパターンが見えてきます。
ランキングだけで仕入れをすると大きなミスに繋がります。グラフで売れているかをしっかり確認してから仕入れをしましょう。
2019年 モノレート拡張機能不要。モノゾン・モノサーチ実装済
モノゾンとは
モノレートの期間別に応じて販売個数を表示してくれるツールです。グーグルクロームを拡張する事によってパソコンのみで使用可能。
スマホではアプリが公開されているのでそこからダウンロード可能です。
モノレートで検索するときに、アマゾンランキングが低く1ヶ月に10点程度までの販売商品であれば、グラフと最安値一覧で大まかな販売個数は把握できていましたが、アマゾンランキングが高い商品グラフはジグザグが細かく、実際の販売個数はあまり気にせず、グラフの推移によって仕入れを判断している事が多かったです。
グーグルクロームを拡張して『モノゾン』をダウンロードする事によって、モノレートに販売個数を表示していました。
2019年1月時点ではスマホ・PC版に関わらず期間別に販売個数が表示されています。
現時点の出品者数の下に、新品販売数と中古販売数が表示されます。画像の期間は3ヶ月で表示していますが、期間を変更すると販売個数も変更されます。
モノゾンアプリやグーグルクローム拡張せずに販売個数が確認できる、とても便利な機能がモノレートに追加されました。
モノサーチとは
ECサイトなど様々なリンクボタンをモノレート下部に設置できるツールです。パソコンで電脳せどりをやる上では必須ツールです。スマホではアプリも公開されておらず、今まではパソコンのみのツールでした。
モノサーチもモノレートにボタンが追加されており、簡単に表示することが可能です。
価格比較のボタンをタップして下さい。
モノサーチが立ち上がります。
新品在庫と中古在庫があるECサイト一覧が確認できます。
商品価格や送料、在庫も確認できてとても使い勝手の良いデザインです。
下にスクロールしていくと、28店舗のECサイトリンクを表示できます。
『商品検索サイト一覧』ボタンをタップして下さい。
スマホで電脳せどりをする時に便利になりました。
スマホでモノレートを一瞬でアプリ化して、ホーム画面に追加する方法。
グーグルやヤフーなどの検索エンジンで開いたモノレートをアプリのようにホーム画面に追加して使用できます。
ホーム画面にアイコンで表示する事によって毎回インターネットで検索せず、瞬時にモノレートが開けるため時短に繋がります。
まずはインターネット上でモノレートを立ち上げて下さい。
右上の赤丸部分をタップして開いてみると、表示されているサイトをブックマークしたり、リンクのコピー、PC版サイトに切り換えたりと色々便利な機能が表示されます。
『ホーム画面に追加』をタップして下さい。
『My app』部分がアイコンの名称になるため、My appからモノレートに変更してみましょう。
モノレートに変更して、追加をタップ。
『商品検索サイト一覧』ボタンをタップして下さい。
アプリ化されてホーム画面にアイコンが追加されました。
アイコンをタップするとホーム画面からモノレートが瞬時に立ち上がります。
他のホームページでも同じように、ホーム画面にアイコンを追加することができる便利な機能ですのでやってみて下さい。
モノレートの見方・使い方 まとめ
アマゾンで商品を販売する時には、是非モノレートのデータを参考にして下さい。
モノレートを正しく理解して、商品リサーチを繰り返し行い仕入れをすれば、アマゾンせどりや転売はリスクの少ないインターネットの稼ぎ方です。
ツイッターでは仕入れた商品や売れた商品を公開しております。是非参考にして下さい。