《本せどり》夏から冬に鉄板で売れる児童書・絵本仕入れのコツ
本せどりは《セット本》というイメージが強い人もいると思いますが、
児童書や絵本もセットとして販売可能です。
また1冊でも古い本は新品価格を超えてプレミアになっている本が多いです。
・夏 夏休み、読書感想文。
・秋 《読書の秋》関連で絵本や児童書の宣伝が出回って重要が高まります。
・冬 冬休み 受験対策の歴史マンガなど クリスマス
2月~6月は特に売れるという印象はありませんが、イベントに合わせた児童書や絵本はしっかり売れます。
2月あたりから徐々に今まで売れていた児童書・絵本の需要が下がる傾向にあるので、この時期から少し仕入れを控えめにする事がポイントです。
・単行本や雑誌など他のジャンルで仕入れができない人。
・本せどりに興味はあるが、どのジャンルから始めるか迷っている人。
・お子様がいる人や主婦の方。
・読書はしないが本せどりを始める方。
・自己発送で本せどりをしている人。
読書をしない人でも、子供のころ一度は見たことがあるという本が多いというのが特徴です。
お子様がいる人や子育て中の主婦には他のジャンルに比べて馴染みがあると思います。
高回転商品で1冊300円程度の利益がとれる本も多いので、自己発送で薄利多売の人もおすすめジャンルです。
誰でも馴染みのある本を中心に紹介していくので、
本せどりのジャンルとしては読みやすい記事になると思うので是非参考にして下さい。
初心者が100円以下で仕入れができるおすすめ店舗
まず初心者は100円以下で仕入れができる店舗から始めることをおすすめします。
本せどりの始めやすい特徴は、
仕入れが安いという部分が最大のメリットと僕は考えています。
そのため100円以下もしくは200円以下で仕入れ可能な店舗を知る必要があります。
・ブックオフ (108~200円コーナーがある店舗)
・古本市場
・郊外大型リサイクルショップ
ブックオフ (108~200円コーナーがある店舗)
本せどりでお馴染みのブックオフは店舗によって価格の分け方が異なります。
《児童書・絵本108~200円コーナーがある店舗》は圧倒的に仕入れやすいです。
初心者はまずこの店舗をピックアップして仕入れをするのがおすすめです。
本せどりで自己発送をしている人は高確率で仕入れができます。
児童書・絵本の本棚とは別に《ワゴンやカートで108~200円で販売している店舗もあるので注意。》
いつもワゴンやカートで販売している店舗は本棚で販売している店舗とあまり変わりはありません。
次のような場合は大きく仕入れができる可能性があります。
・レジ前にワゴン・カートが設置している店舗
・通常ワゴン・カートの設置はないが、期間限定で値下げした児童書・絵本がある店舗
レジ前設置店舗は検索がしづらいため、ライバルが少ない印象です。
夏休み・秋の読書時期・冬休みなどは期間限定で値下げする店舗が多い印象です。
このような店舗は時間をかけて仕入れをしても、良い店舗の特徴です。
児童書・絵本の目利きができてくると108~200円コーナーがない店舗でも仕入れが可能です。
コーナーが用意されていないブックオフ店舗では、ひっそりと108円に大量値下げしている場合があります。
こういった店舗に遭遇すると、1店舗で利益1万円超えも狙えます。
・初心者は108~200円コーナーのある店舗で仕入れをする。
・レジ前のワゴンやカートに値下げされた児童書・絵本は要チェック。
→200円以下で販売さていない場合はスルー
・200円以下コーナーがなく、ひっそりと108円に大量値下げしてる店舗。
→少し経験が必要。目利きで数冊価格をチェックして可能性がある場合は時間をかけて検索。
古本市場
古本市場は児童書・絵本が80円~仕入れ可能です。
《価格分けが見にくい店舗》《80円コーナーが極端に少ない店舗》もあるので注意が必要です。
仕入れやすい古本市場の特徴ですが、
ほとんどの店舗は《本棚の下に白いケース》が置かれています。
当たりはずれはありますが、白いケースに並んでいる本が《80円の場合は積極的に仕入れ》してみて下さい。
利益が出る本がざくざく並んでいる可能性があります。
古本市場の白いケースは、
・新しく入荷した本
・本棚から必要なくなった本
・プロパーの棚から値下げするために保管している本
新しく入荷して利益がとれる本でもバンバン80円に値下げしている店舗もあります。
ブックオフに比べて古本市場は、販売価格のマニュアルが曖昧のように感じます。
スタッフ判断で販売価格を設定している店舗も多いと思われます。
プロパーでもとにかく安い店舗もあれば、ほとんど値下げしない店舗もあります。
店舗ごとの特徴が把握できれば、
児童書・絵本に限らず古本市場は80円から仕入れ可能なため本せどりおすすめ店舗に間違いないです。
・白いケースに並んだ児童書・絵本が80円なら利益がとれる可能性大。
・ブックオフ同様、80円コーナーを最優先でチェックする。
・80円コーナーが多い古本市場を見つけて仕入れをする。
郊外大型リサイクルショップ
開放倉庫・マンガ倉庫・浪漫遊など
郊外大型リサイクルショップは価格が高いイメージですが、
メインの主力商品ジャンルが異なります。
古着の価格が高い店舗。コミック・同人誌の価格が高い店舗。ゲーム・トレカがメイン商材店舗など
郊外大型リサイクルショップの傾向として、《児童書・絵本に力を入れて販売している店舗》はごく少数です。
売れたらラッキー程度で陳列している店舗がほとんどです。
児童書・絵本が販売していない店舗もありますが、
隅でひっそり販売している店舗に遭遇した時は、全て検索すると利益商品がザクザク見つかる可能性があります。
・店舗の特徴を掴む。
→重要
・ライバル不在の店舗の可能性があるので、ザクザク見つかる店舗は継続して仕入れが可能。
《児童書・絵本》ジャンル別の仕入れのコツ
・新書・文庫 青年コミックサイズの児童書
・ワイドコミックや単行本ハードカバーサイズの児童書
・絵本
新書・文庫・青年コミックサイズの児童書の仕入れコツ
画像の商品は108円で仕入れしてAmazon自己発送・ヤフオク・メルカリなどで販売すれば《200円程度の利益がある商品》です。
定価が安いので薄利多売の商品になります。
・綺麗な商品を仕入れる→できれば《非常に良いのコンディションで出品可能な商品》
・画像にある《岩波少年文庫》《福音館文庫》は数が少ないので全てリサーチしてみて下さい。
・画像にある《角川つばさ文庫》は並んでいる商品数が多いので少しずつリサーチして覚えるイメージです。
AmazonFBA出品者やセット販売の人はセットにしても十分利益が出る商品です。
《セット販売でも利益が出せます》
ギョギョギョ!で有名な《おしえて! さかなクン》は魚が大好きな子供たちに大人気です!!
1,2,3巻 3冊全巻揃えてヤフオクで出品すると1000円近く利益がでます。
ワイド版・単行本ハードカバーサイズの児童書仕入れのコツ
ワイド版やハードカバータイプの児童書は定価1000円以上のため、
新書や文庫サイズの児童書に比べると大きく稼ぐことができます。
・とにかくカバーがボロボロに傷んでいる本が多い。
→そのため綺麗な本は高く売れます。
・他の本ではありえない、カバーが欠品している商品が店舗で並んでいます。
・文庫版とハードカバータイプで同じシリーズが出版されている事が良くあります。
→コミックや単行本が文庫化されるイメージです。
子供が読む本のため比較的汚い商品が多いです。またカバー欠品している商品も多く並んでいます。
他の本ではありえませんが、カバーが欠品している本が普通に並んでいます。こういう本は108円に値下げされている可能性が高く、人気のシリーズであれば《カバー欠品していても仕入れて稼ぐことができます》
次に上の画像商品について1つずつ説明致します。
《エルマーのぼうけんシリーズ》ご存知の方も多いと思います。カバー欠品していても紙面の状態が良ければ、3冊セットで1000円程度稼ぐことが可能です。綺麗な商品の場合は1冊でも200~300円稼ぐことができます。
《まほうのじどうはんばいき》6月までは全く利益がとれる本ではありませんが、7月に入ってから僕は7冊以上販売しています。ヤフオクの落札相場を見る限り2冊セットで800円程度は稼げると思います。
《さかさ町》僕は2018年の夏に1カ月で30冊程度販売しました。《108円で大量に仕入れができた理由》→この本はもともとカバーがついていない裸本タイプの児童書になります。店舗ではカバーが欠品している児童書と勘違いして綺麗な本でもガンガン108円で並んでいました。
下の画像は《さかさ町のモノレートです》
2018年に比べる出品者数が増えていますが、コンディションが綺麗な商品であればまだまだ稼げます。8月にどう動くか楽しみです。
《霧のむこうのふしぎな町》
大人気商品で文庫版・ハードカバー版ともに稼げる児童書です。
《古いシリーズは夏~冬にかけて定価越えするので1000円以上稼げる商品になります。見つけたら要チェックです。
《コミック版 世界の伝記 ウォールトディズニー》
コミック版の日本の歴史・世界の歴史・伝記など非常に人気の高い本です。108円で状態の良い商品であれば確実に仕入れましょう。
※実は歴史人物や伝記・偉人にもセットが存在します。
定価を超えているセットもあるので、108円で見かけた場合は積極的に仕入れて下さい。
絵本仕入れのコツ
・ハードカバータイプの児童書と同様に定価が高い。
・カバーだけでなく、紙面にシミやよれ、ひどい場合は落書きがあるので検品に手間がかかる。
・定価越えのプレミア商品が多い。
・もとからカバーなしの絵本がたくさんあります。
→店舗が気づいていない場合は200円以下に下がっているので初心者はココを要チェック
児童書よりも絵本を読む年齢層は低いため、どうしても紙面に汚れやしわなどができやすいです。
検品に手間がかかりますが、古い絵本には需要があるため定価を超える商品があるのも特徴です。
初心者は《もとからカバーなし絵本》の仕入れがおすすめ
画像は福音感書店のカバーなし絵本です。
《次に裏表紙に注目してみます》
左の絵本のみバーコードシールが貼っています。右側2冊はバーコードシールがありません。
福音感書店のこの絵本シリーズは《もとからカバーなし》の商品です。
店舗では《カバーが欠品していると勘違い》して安く販売されている場合があります。
Amazon出品者も《カバー欠品》状態可で出品している事も多々あります。
出版社別にもとからカバーがついているシリーズかついていないか?これをシリーズ別に調べるのは大変です。
そこでカバーがついていない絵本が《もとからカバーなし絵本かどうか見分ける方法があります》
もとからカバーなし絵本の見分け方
先ほどの絵本の裏表紙には《ISBNコード》《定価》の記載がありました。
《もとからカバーがない絵本》は裏表紙をみて見分ける事ができます。
確認のため、カバーありの絵本がどのよう裏表紙になっているかカバーをはずした画像も用意しました。
画像は《100かいだての家》という人気絵本です。
裏表紙のカバー右上にバーコードが印字されています。
次にカバーをめくった状態をみてみましょう。
先ほどとは違い《ISBNコード》《定価》の記載はなく、裏表紙にはイラストのみ。
裏表紙に《ISBNコード》《定価》の記載がある場合は《もとからカバーなし絵本》
《本せどり》児童書・絵本の仕入れコツ まとめ
《100円以下で仕入れができるおすすめ店舗》《ジャンル別の仕入れ方》で説明させていただきました。
この記事で紹介させて頂いた児童書や絵本はほんの一部です。
単行本や新書・文庫などに比べると店舗で並んでいる種類はそれほど多くないため、
数店舗リサーチを重ねると自然と目利きができてくる本も多いと思います。
繰り返しにはなりますが、児童書絵本はこのような方におすすめのジャンルです。
・単行本や雑誌など他のジャンルで仕入れができない人。
・本せどりに興味はあるが、どのジャンルから始めるか迷っている人。
・お子様がいる人や主婦の方。
・読書はしないが本せどりを始める方。
・自己発送で本せどりをしている人。
7月から売れ始めるジャンルのため、
初心者や他のジャンルで稼げていない人は一度この機会に試してみて下さい。
・初心者で稼げるようになるか不安の方
・他のジャンルでなかなか売上が維持できない方
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